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<AIM>脂肪塊溶かすたんぱく質 やせ薬候補に新薬開発へ(毎日新聞)

 脂肪の塊を溶かす働きを持ったたんぱく質を、宮崎徹・東京大教授(疾患生命科学)らが発見し、9日付の米医学誌セル・メタボリズムに発表した。このたんぱく質を接種したマウスの体重は減った。研究チームは、肥満を抑えるやせ薬の候補として、新薬の開発に乗り出した。

 研究チームは99年、白血球の仲間であるマクロファージで作られているたんぱく質「AIM」を見つけた。その作用を調べようと、AIMを作れないように操作したマウスを観察すると、同じ量の餌を与えても通常のマウスより太ることに気付いた。

 そこで、脂肪の貯蔵庫となる「脂肪細胞」にAIMを加えると、72時間後に脂肪の塊が溶けて4分の1の大きさになった。毎週1回0.1ミリグラムを接種した太めのマウス(体重40グラム)は、高カロリーの餌を食べても4週間後の体重は5グラム減ったが、未接種のマウスでは50グラムに増えた。AIMは、脂肪細胞の表面にある別のたんぱく質の力を借りて細胞内に入り、脂肪の塊を溶かすだけでなく、脂肪細胞自体もできないように作用していたという。

 脂肪の塊を溶かす薬剤はすでに開発されているが、脳への悪影響が課題になっている。AIMは脂肪細胞とマクロファージのみに作用し、体内で作り出されるので副作用の心配もないとしている。

 宮崎教授は「脂肪細胞は数が増えすぎると肥満を招くが、エネルギーを貯蔵する役割もある。人でのAIMの働きを詳しく調べ、糖尿病や動脈硬化につながる肥満の解消に貢献したい」と話す。【斎藤広子】

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<風営法施行令>改正案公表 「類似ラブホテル」など規制へ(毎日新聞)

 警察庁は27日、児童買春などの温床とされる「類似ラブホテル」と「出会い系喫茶」を店舗型性風俗特殊営業とし、規制対象に加える風営法施行令の改正案を公表した。規制対象になると、18歳未満の立ち入りや、一定の区域での営業が禁止される。閣議決定を経て、来年1月に施行する方針だ。

 現行の風営法は、食堂とロビーの面積が基準以下であることをラブホテルの要件として規制している。類似ラブホテルは、ラブホテルと外観や設備が似ていながら、この要件を満たしていないため規制対象になっていない。警察庁によると、全国に3590店舗あり、風営法上の営業禁止区域内にあるものが8割を占めるという。

 改正案には「休憩料金の表示」や「客が従業員と対面せずに個室に入ることができる構造」などの要件を加え、現行の要件を満たしていなくても風営法上のラブホテルとなる。

 出会い系喫茶は、面識のない男女を店内で紹介する店で、男性客が女性客を店外に連れ出すことができる仕組みが売春や児童買春を誘発しているとされる。警察庁によると、全国に100店舗あるという。出会い系喫茶の利用をきっかけにした児童買春事件で、08年には27件が検挙されている。【鮎川耕史】

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